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マットレスを処分したい!処分方法8種の特徴や費用を徹底比較

傷みが激しい場合や買い替え・引越しを機に処分する人が多いマットレスですが、大きくて重たいので大変だという声が多いです。

自宅から運び出すだけでも重労働ですし、急いでいる時や忙しい人にとってはさらに負担になります。

そんなマットレスの処分方法ですが、実は全部で8種類もあり、お手軽さや利便性、費用などの特徴がそれぞれ異なります。

最も多くの人に利用されているのは低価格で安心な「自治体の粗大ゴミ収集に出す」「ゴミ処理施設へ持ち込む」方法です。

次に選ばれているのは利便性の高い「不用品回収業者に回収してもらう」方法です。

このコラムでは、これらの方法に加えてお得に処分する方法やお金を掛けずに処分する方法も合わせて比較・解説いたします。

自分にぴったりの処分方法を見つけたい方は、ぜひこのコラムを読んで参考にしてください。

このコラムでわかること

マットレスの処分方法は全8種!特徴と費用を徹底比較!

マットレスの処分方法8種の特徴や費用を徹底比較

マットレスの処分方法は、自治体を利用する方法や売却する方法など全部で8種類あります。

その中でもとくに、低価格で安心な自治体での「粗大ゴミ収集」「ゴミ処理施設への持ち込み」はおすすめの処分方法です。

そして、他の不用品も処分したい、急いでいるという方には「不用品回収業者へ依頼」する方法が最適でしょう。

この章では、各処分方法の特徴とかかる費用、メリット、デメリットを表にしてわかりやすく比較しています。

次章からは、それぞれの処分方法をより詳しく掘り下げて解説いたします。

表を見て気になる処分方法があれば、方法名をクリックしていただくと詳しい解説まで移動できますのでご活用ください。

マットレスの処分方法8種の特徴・費用の比較表

※スマートフォンなどでご覧の場合は、表を右へスクロールしていただくと全体がご覧いただけます

処分方法特徴費用手軽さメリットデメリット
①自治体の粗大ゴミ収集事前申請、粗大ごみ処理手数料券の購入が必須
スプリング入りは回収できない自治体が多い
1,000~2,000円☆☆☆★★
指定された収集場所までは自力で運搬
・低価格
・安心
・手続きが必要
・自力で搬出
・回収日時の指定ができない
②ゴミ処理施設への持ち込み・事前予約が必要なところが多い
スプリング入りは回収できない自治体が多い
500~1,000円☆☆★★★
自力で搬出、ゴミ処理センターまで運搬
・低価格
・安心
・自力で搬出、運搬
・持ち込み可能な日時が限られる
③不用品回収業者へ依頼マットレス以外の不用品も回収可能5,000~10,000円☆☆☆☆★
業者選びに時間がかかる
・回収日時の融通が利く
・他の不用品も回収可能
・労力がかからない
・関連サービスが受けられる
・費用が高くなりがち
・悪徳業者の被害に遭う可能性がある
④買い替え時に下取りに出す・新しい家具の購入で、古いマットレスを引き取ってくれる無料~10,000円☆☆☆☆☆・安心
・労力がかからない
・引き取り不可の場合もある
・エリアによっては運搬料が高くなる
⑤リサイクルショップで買取未使用品や使用期間が短い品人気ブランド品が対象☆☆☆☆★
出張査定を行っているところもある
・売れたら臨時収入になる・買取できないこともある
⑥フリマアプリ・ネットオークションで売却・メルカリヤフオクなどで簡単に登録可能
・販売価格を自分で決められる
☆☆★★★
購入者とのやり取り、梱包作業
など
・売れたら臨時収入になる・売れないことも多い
・いつ売れるかわからない
・梱包の手間がかかる
・送料が高い
・買い手とトラブルになることもある
⑦人や施設に譲渡するジモティーなどで欲しい人を探せる☆☆★★★
引き取り手とのやり取り、自力での搬出
・引き取り手が見つかりやすい
・手渡しなら送料がかからない
・引き取り手がいつ見つかるかわからない
・自力で搬出
⑧解体して燃えるゴミに出す布やスポンジなどを裁断して指定のゴミ袋に入れて出す☆★★★★
解体作業が大変
・費用がかからない・解体が難しい
・ケガをする危険性がある
※とくにすぐれている部分を赤字で記載しています
※処分方法名をクリックすると、より詳しい解説へ移動できます
※スマートフォンなどでご覧の方は、右へスクロールしていただくとメリット・デメリットなどもご覧いただけます

マットレスはサイズや種類によって処分の費用や難易度が変わる

まずは処分する前にマットレスのサイズや種類を確認しましょう。

マットレスはサイズが大きくなるほど、処分にかかる費用も増えますし、搬出などの作業難易度も上がります。

またスプリングコイル)入りのマットレスは、回収してくれない自治体が多いので他の処分方法を検討しなくてはいけません。

ウォーターマットレスを自力で処分する場合は、水抜き作業などの手間もかかります。

加えて、使用期間が長いマットレスはほとんど需要がないので、売却や譲渡をする方法は諦めたほうが良いでしょう。

●マットレスのサイズ

シングル(195×100)、セミダブル(195×120)、ダブル(195×140)、クイーン(195×160)、キング(195×190)

●マットレスの種類

スプリングなし:ウレタン、ファイバー、ウォーターなど

スプリングあり:ボンネルコイル、ポケットコイルなど

低価格で安心なのは「自治体の粗大ゴミ収集」「ゴミ処理施設への持ち込み」

マットレスの捨て方でおすすめなのは「自治体の粗大ゴミ収集」「ゴミ処理施設への持ち込み」する方法です。

家具のホンダが行った「マットレスの処分」についてのアンケート調査でも、全体の57.4%と1番多く選ばれています。

自治体が運営しているため、安価なうえにトラブルなどの心配もなく安心して利用できます。

安価で安心な自治体の粗大ゴミ収集

自治体の粗大ごみ収集予約センターへ申し込み、必要な手続きと手数料の支払いを行えば、マットレスを回収してくれます。

▶処分費用:1,000~2,000円ほど(自治体によって異なる)

粗大ゴミ収集の申請方法

①お住まいの地域の自治体の粗大ごみ収集予約センターへ連絡して申し込む

②案内された手数料分の粗大ごみ処理手数料券を購入する(コンビニなどで購入できる)

③粗大ごみ処理手数料券に必要事項を記入してマットレスに貼る

④回収当日に指定された場所にマットレスを出す

注意点

・スプリングの入っていないマットレスに限られることが多い

・事前申請、粗大ごみ処理手数料券の購入などの手続きが必要

・回収日時は自分で選べない

・搬出を自力で行う必要がある

・1~2カ月先まで予約が埋まっていることがある

こんな人におすすめ!

・処分費用を抑えたい

・運び出すのが苦ではない

・処分を急いでいない

ゴミ処理施設へ持ち込めばさらに処分費用が抑えられる

住んでいる地域によって管轄が決まっているゴミ処理施設があり、そこへ持ち込むとマットレスを引き取ってもらえます。

粗大ゴミ収集よりも安価で引き取ってくれるケースが多いようです。

受付時間中に持ち込めば良いところもあれば、事前予約が必要なところもあるので、自治体のホームページで確認してください。

▶処分費用:500~1,000円ほど(自治体によって異なる)

注意点

・スプリングの入っていないマットレスに限られることが多い

・持ち込み可能な日時が限られる

・事前予約が必要な場合もある

・自力で搬出、運搬、搬入しなくてはいけない

こんな人におすすめ!

・処分費用を抑えたい

・自力での搬出、運搬、搬入ができる

・平日の昼間に時間が作れる

急いでいる、手間なく処分したい場合は「不用品回収業者」がおすすめ

民間の不用品回収業者は、利便性の高さが最大の魅力です。

家具のホンダが実施したアンケート調査では、マットレスの処分方法の中で2番目に多く選ばれている方法です。

依頼者の希望に合わせて回収日時を調整し、マットレスの搬出から処分まで行うのはもちろん、他の不用品も回収してくれます。

他にも、中古品の査定・買取、引越し作業、ハウスクリーニングなどのサービスを併用できる業者もあります。

その分、費用は自治体よりも高額になりますが、急いでいる人や大量の不用品を処分したい人などにとっては強い味方です。

引越しや改築の際など、複数の業者に依頼しなくてはいけない時には、一括対応が可能な業者に任せたほうが安くすむこともあります。

ただし、中には悪質な回収業者も存在し、回収品の不法投棄や法外な高額請求などのトラブルに遭う危険性もあります。

自分にぴったりの優良業者を選ぶためには、少なくとも3社以上で相見積もりを取って比較検討して決めましょう。

▶処分費用:5,000~10,000円ほど(回収業者によって異なる)

注意点

・他の処分方法よりも高額になる

・優良業者の選定に時間がかかる

・悪質な業者に騙されてトラブルに遭う危険性がある

こんな人におすすめ!

・マットレスの処分を急いでいる

・他にも処分したい不用品がある

・高齢、体力などの問題でマットレスを運び出すのが困難

・忙しくて家に居られる時間が限られる

・引越し、ハウスクリーニング、遺品整理など、他のサービスも併用したい

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お得に処分したいなら「下取り」や「売却」「譲渡」する方法を検討しよう

処分費用をかけずにマットレスをお得に処分したい方におすすめの方法を3種類ご紹介します。

家具を買い替えるならマットレスを下取りに出す

もし新しいマットレスや家具の購入を検討しているなら、古いマットレスを下取りに出しましょう。

家具を購入するお店によっても対応は異なりますが、無料または格安で引き取ってくれることがあります。

新しい家具のお届け時に古いマットレスを回収してくれるので、使用に際してタイムラグができないのも嬉しい点です。

「自社製品に限る」「同数量もしくは同容量」「対象家具に限る」など、条件が付くこともあるので一度確認してみましょう。

▶処分費用:0円~10,000円ほど(お店によって異なる)

注意点

・下取りの対象外になる場合がある

・エリアによっては運搬費用が高額になる場合がある

こんな人におすすめ!

・新しい家具を購入する予定がある、またはマットレスを買い替える

・処分費用を抑えたい

人気ブランド品、ほぼ未使用なら売却できる

人気ブランドのマットレスや未使用品、使用感が少ない美品なら売却できる可能性があります。

この方法なら、処分費用がかからないどころか、売却できれば臨時収入になるのでお得です。

ただし、マットレスは使用感が出やすく中古品としての需要も少ないため、買取されにくい傾向がある点にはご注意ください。

●リサイクルショップで売却する

リサイクルショップの利点は、査定後の金額に納得できれば、そのまますぐに売却できるところです。

出張査定に対応してくれるお店もあるので、運び出す手間もかかりません。

▶処分費用:かからない(お店によっては出張費や査定費がかかることもある)

注意点

・必ずしも値段が付くとは限らない

・リサイクルショップによっては出張費や査定費がかかることもある

こんな人におすすめ!

・お得に処分したい

・すぐに売却したい

●フリマアプリ・ネットオークションで売る

フリマアプリ・ネットオークションを利用する方法は、自分で値段を設定できるため少しでも高く売りたい人におすすめです。

リサイクルショップの査定では値段が付かなかったマットレスでも、もしかしたら売れるかもしれません。

▶処分費用:かからない(梱包材代、送料がかかる)

注意点

・購入者が見付かりにくい

・売れるまでの保管場所が必要になる

・梱包材代や送料がかかる

・梱包や発送手続きをする必要がある

・購入者とのやり取りでトラブルになる可能性がある

こんな人におすすめ!

・お得に処分したい

・処分を急いでいない

・梱包や発送手続きなどの手間が苦ではない

・購入者とのやり取りが面倒ではない

使用感が少ないマットレスなら譲渡できる可能性がある

短期間しか使用していないきれいなマットレスなら、無料で人に譲る方法もあります。

売却するよりは、引き取り手も見つかりやすいようです。

ジモティーなどの掲示板アプリを利用して、地元で引き取ってくれる人を探すか、施設などに寄付できないか調べてみましょう。

▶処分費用:かからない

注意点

・引き取り手がすぐに見つかるとは限らない

・引き取り手が見付かるまでの保管場所が必要になる

・引き取り手とのやり取りでトラブルになる可能性がある

こんな人におすすめ!

・お金をかけずに処分したい

・処分を急いでいない

・引き取り手とのやり取りが面倒ではない

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※現状対応できない地域も一部ございます。
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お金をかけたくないなら「分解して燃えるゴミに出す」方法がいいが…

マットレスを解体して、布やウレタンを裁断すれば指定のゴミ袋に入れて燃えるゴミに出せます。

この方法なら、費用をかけずにマットレスを処分することができるので、とても良い方法のように思えます。

しかし、マットレスの解体は重労働で、慣れていないとケガをしてしまう危険性もあるため、あまりおすすめはできません。

とくにスプリング入りのマットレスだと工具も必要になりますし、針金の先が鋭利なこともあり、難易度も危険度も上がります。

カッターナイフなどの刃物も使用しますので、自力で解体するなら必ず軍手を着用して作業してください。

回収可能なサイズは、自治体によっても異なるので、事前に調べてその大きさに合わせて解体しましょう。

▶処分費用:かからない

注意点

・解体作業が困難

・時間がかかる

・ケガをする危険性がある

・スプリング入りの場合、分別して金属ゴミに出す必要がある

・安全に作業できる広い場所が必要

こんな人におすすめ!

・処分費用をかけたくない

・解体の手間や労力が苦ではない

まとめ

筆者は、マットレスを処分する際に自力での解体を試みたことがあります。

しかしあまりにも大変なうえに、スプリングが弾けて危うくケガをしかけたことから途中で解体を断念しました。

結局は他の不用品と一緒に、不用品回収業者に引き取ってもらいましたが、最初からそうしていれば良かったと心から思いました。

「費用を抑えたい」「処分を急いでいない」という方で、体力にも自信があるなら「自治体の粗大ゴミ収集に出す」方法が良いでしょう。

運搬できる車両をお持ちなら「ゴミ処理施設への持ち込み」もおすすめです。

「急いでいる」「忙しい」「他にも用事を頼みたい」などの要望がある方には「不用品回収業者への回収依頼」を推奨します。

筆者のように二度手間になってしまわないように、処分方法8種類を比較して納得の方法を選択してくださいね。

この記事の執筆者

この記事の執筆者

株式会社
プログレス編集部 S・A

遺品整理の経験から不用品・粗大ゴミの処分方法や業者選びの正しい知識を広める重要性を実感。専門知識を身に付け困っている人の助けになりたいとプログレスへ入社。「知識のない人にもわかりやすく伝える」を信条に、プログレス各種サイトのコラムの執筆を担当。持ち前の感性で言葉を綴る編集部きっての女傑ライター。

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